Changes between Version 12 and Version 13 of openEHR Primer
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openEHR Primer
v12 v13 1 1 [[TOC]] 2 2 3 = openEHR入門 = 3 4 [http://www.openehr.org/getting_started/t_openehr_primer.htm openEHR primer]の内容を翻訳していきます。以下は参考訳であり内容についての責任はおいません。[http://www.openehr.org/getting_started/t_openehr_primer.htm 原文]と照らしあわせて検討されてください。 4 5 5 6 == 医療情報の現状 == 6 7 7 医療情報システムは以下のような多くの重要問題に直面している: 8 8 … … 14 14 15 15 == The openEHR Foundation == 16 17 16 openEHR Foundationは医療情報システム(特にelectronic health record;電子的保健情報)のための公開された仕様や,ソフトウェアや知識源を開発するために創設された。その仕様や参照実装はオープンソースソフトウェアとして公開されている。「archetypes」とEHRを利用するための述語集についても開発している。財団についてのより詳しい情報は[http://www.openehr.org/openehr/about/foundation.html こちら]にある。 18 17 19 18 == The EHR == 19 openEHRでは「電子的保健情報」(electronic health record)の定義は[http://www.openehr.org/downloads/standards/iso/isotc215wg3_N202_ISO-TR_20514_Final_%5B2005-01-31%5D.pdf ISO/DTR 20514]で定義されているIntegrated Care EHRに準拠している。 20 20 21 openEHRでは「電子的保健情報」(electronic health record)の定義は[http://www.openehr.org/downloads/standards/iso/isotc215wg3_N202_ISO-TR_20514_Final_%5B2005-01-31%5D.pdf ISO/DTR 20514]で定義されているIntegrated Care EHRに準拠している。22 21 * Integrated Care EHRは保健に関する情報をコンピュータ処理のできる形式で集積するものであり,安全に伝送と保管が行われ,認証を受けた複数の利用者がアクセスできるものであると定義されている。EHRシステムとは独立した論理的情報モデルとして一般的に認識されている。過去,現在,そして未来の情報が蓄積された質の高い統合された保健・医療の効率を向上させるために質の高い支援を継続的に行うというのが最初の目的である。 23 22 … … 30 29 31 30 == 健康情報の分散環境 == 31 [[Image(fig1.png)]] 32 33 [[http://trac.openehr.jp/attachment/wiki/openEHR%20Primer/landscape_diag-1.png ここをクリックすると拡大図を表示します。]] 32 34 33 35 健康情報をコンピュータで分散処理する環境という概念はopenEHRの理念の大きな鍵となるものである。健康情報をコンピュータ処理する環境はモジュール化されていて,安全なものでありWebで利用できることが求められている。ここに無理なく配備することができる情報サービスの全容を模式化した[http://www.openehr.org/getting_started/landscape_diag-1.png 図]がある。現在openEHRが考えている健康情報の分散環境の大部分は,OMG Corbamed taskforceの優れた業績や,Distributed Healthcare Environment(DHE)がEUの資金援を受けてヨーロッパで行われたRICHEやEDITH,HANSA,PICNICといった実装プロジェクトが元になっている。 34 36 35 37 == モデル,データ,用語 == 36 37 38 健康情報システムは情報モデルを定義し,データベースやアプリケーションにそれを実装して臨床用語を付け加えることで構築される。しかしながら,生涯にわたって診療情報を共有される健康情報システムを陳腐化しないように構築するには,他にも要件がある。まず、求められる要件について適切なモデリングがなされなければならない。openEHRがベースとする要件は以下のものが含まれている。 38 39 … … 44 45 openEHRの情報モデルはこれらの要求について何年もの間調査し、その実装について開発してきたものを基盤としており,これらのモデルはアーキタイプを主要な要素とする"two-lebel modelling"アプローチをもとに開発されてきたモデルでもある(archetypes FAQ)。 45 46 46 47 47 アーキタイプやテンプレートといった技術を用いてopenEHRで使われる用語は(例えば「血圧測定」、「理学所見」、「生化学検査結果」といったようなもの)ドメインモデルを適応して専門用語を尊重し、中立的に定義されており、必要に応じて複数の用語とモデルを関連付けることもできる。 48 48 … … 50 50 51 51 == openEHRのアプローチ == 52 53 52 openEHRはElectronic Health Recordを以下の用語で規定する: 54 53 … … 82 81 83 82 == openEHRは医療をどのように改善するのか == 84 85 83 参照モデルにより構築されているが、臨床モデルは別に表され処理されているシステムを利用した効果はいくつかある。 86 84 … … 104 102 105 103 == セキュリティ、プライバシーと同意 == 106 107 104 診療情報に置けるセキュリティの要件は膨大なものになり、財務を含め他の種類のデータに対してよりも満たすことが難しいものとなっている。こうなっている理由の一つが、診療記録に関する大きく二つにわけられる利害関係者の要求が衝突し矛盾を生んでいることによる 108 105 … … 140 137 141 138 == 標準 == 142 143 139 openEHR Foundationは高品質な医療情報やシステムの将来性を高めるには標準化は絶対的に重要であると考えているが、「仕様書だけ」の標準には欠陥があるとも考えている。標準は実装による検証と、広く認められたフィードバック経路による標準化プロセスを通じてのみ有用なものとなる。したがって、openEHRのメンバーはヨーロッパや(CEN TC/251)や国際的(HL7、ISO)な医療情報の標準化に関する仕事に深く関わっている。しかしながら、openEHRはさらに、標準に基づくだけでなく、実装の経験により完成されたよいモデリングや工業技術的原則によりシステムの仕様を策定している。これらの実績はすべて仕様に還元され、言うまでもなく標準そのものとして利用することもできる。 144 140 … … 154 150 155 151 == オープンソース == 156 157 152 openEHRのオープンソースへのアプローチは単純である。相互可用性のためのコンポーネントはオープンソース形式で利用できるものでなければならず,仕様もまたオープンソース形式で利用できなければならない。これがソフトウェア産業のベンダが競争によってシステム間の相互可用性をなくしてしまうのではなく、可用性のあるコンポーネントで協同作業するための唯一の方法である。これにより、信頼性が高く相互可用性があり,オープンに開発され認定されたコンポーネントをシステムが持つことができ、ベンダはその代わりにアプリケーションやその基盤の質について競争している。 158 153 … … 164 159 165 160 == 研究と教育 == 166 167 161 執筆中。 168 162 … … 170 164 171 165 == The openEHR Community == 172 173 166 openEHRコミュニティは成長しつつあり,メーリングリストの登録者によって示されるように50ヶ国以上の数百人が参加している。興味を持った団体の参加を全面的に歓迎する。参加は無償であり自由である。現在の会員には、臨床、IT、教育、政府や個人的な参加などさまざまな背景を持った人が集まっている。 174 167 175 168 The openEHR community is a growing one, as evidenced by the numbers subscribed to the discussion lists - currently some hundreds, from over 50 countries. All interested parties are welcome to join - it's free. Current membership includes people from all backgrounds - clinical, IT, education, government and private individuals. 176 169 177 178 170 Copyright © 2000-2004 openEHR®, All Rights Reserved.